100さつ読書日記
久しぶりに子供の本に関する情報です
こんな本を知ってますか?(↓ 画像をクリックすると本の詳細が見られます)
フィンランドメソッドを元に作られた絵本日記の一つです。
100冊の推薦絵本が掲載されており、その一つ一つの絵本の表紙が
小さなシールになっていて、日記には読んだ絵本のシールを貼り、
短い感想を書くようになっています。
この、本を読むたびにシールを張ることこそがフィンランドメソッド
なのだそうです。
シールを貼る楽しさと、自分がこれだけ読んだという達成感と
満足感を目で見て味わうことができるのだとか。
感想といっても一言でも構わないのだそうです。
それは、「見たこと、聞いたこと、感じたこと、思ったことを
すぐ言葉にする」というフィンランド国語教育メソッドによるものです。
子供の体に詰まっているアイディアをうまく言葉で表現するためには
十分な語彙や技術が必要です。
すぐ言葉にするという行動は対話のきっかけを生みます。
対話の中から様々な問題を解決していくというのもまた、
フィンランドの国語メソッドの一つなのだそうです。
すぐに思いを口にすることがはばかられる日本文化とは
少し違った考え方ですが、とても共感できます。
すごくスローペースではありますが、我が家でも100冊を目指して
進行中です
絵本選びや対話などのメリットはあるけれど、何より楽しめる!
本を選んで借りてきて、シールを貼って感想を書く、
たったこれだけなのに子供たちはワクワクしてます
「次はこの本を借りてこよ〜!そしたら10冊目だ!」など、
本人なりの小さな目標も作ったりして
読書より楽しい事(テレビやゲームや玩具など)があふれ、
読書離れが進んでいるのは日本もフィンランドも同じ。
けれど、読書大国として知られるフィンランド。
見習ってみる価値はあるかもしれませんね
関連記事